| 【 母なるイルカと父なる鯨 】 |
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取材3日目、皆の顔から笑顔が消えたころ、この重く陰気なエネルギーでは益々鯨は 遠のくばかりだと感じたわたしは、皆の元気が取り戻されるようイルカに呼びかけてみた。 「みんな疲れて、しょんぼりしているの。お願い遊びに来て、わたしたちに元気をちょうだい!」 するとイルカはわたしの心の声をキャッチして、ものの2分で姿を現してくれた。 そしてしばらくの間三頭のイルカは、わたしたちの船と競争するかのように泳ぎ、 時折ジャンプをしながら戯れ、スタッフみんなの心を和ませてくれたのだ。
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人は神様から与えられた生きていく為の知恵を 生み出す能力を誤用し、誤まった力を創造した。 それは人間同士の間にとどまらず、自然をも自分 たちの利己的な目的にあわせてその姿を変えさせている。 偏った力によってコントロールされた人間は生命力を失い、 怠慢な人間によって侵蝕された自然は破壊され続けている。 人も自然も同じである。調和しながら共存していくには、 互いの意志を尊重し、思いを共感し、相手を利己的に コントロールする意識を完全に捨て去ることからはじめ なければならない。それができた時初めて、 高邁な望みと理想が成就されるのだろう。 『至福へのとびら』より |
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